秩父札所巡り






第八日目:結願の寺・水潜寺(34番)へ(2006/3/24)



第34番 
日沢山 水潜寺 




良い香の梅と秩父の山々

良い香の梅と秩父の山々







朝は冷たい風が吹いていたが、峠を越えて最期の札所めぐりということで楽しみに家を出た。皆野駅から乗り換えるバスが「水抜き」 のバス停を通らないというのでその近くの「馬頭尊」で降りて運転手さんに言われたとおりに引き返し、大きな字の「水潜寺へ」という案内の通りに歩き始めた。 500メートルほど戻ると「水抜き」バス停だというのでそのまま歩いていったが、バス停も札立峠に入る道案内も見当たらない。 しばらくすると「満願の湯へ4km」との案内に出会い私たちはくるまでおまいりする道路を歩いていた事に気がついた。
近くの家で聞くと水抜きまで戻るよりこのままその道を行くほうが早いとのこと楽しみにしていた峠越えは諦める事になってしまった。 それではと日陰を見つけてお弁当を食べて、一息ついてまた歩き始めた。青い空に心地よい風は気持ちよかったが、峠からの武甲山の眺めを見ることが出来なかった事はとても残念だった。
水潜寺は西国、坂東、秩父100観音の結願の寺。本堂が改造中のために、仮本堂で般若心経を読んで、無事34寺を廻る事が出来た事を友人と喜んだ。お寺でお茶とクッキーをいただいて札立て峠への入り口などを聞いたので 来年、本堂が出来上がった頃もう一度お参りに来ようと友人と話し合った。 帰りがけに「満願の湯」でゆっくり汗をながして、帰途に着いた。








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