エジプト旅行

(2002/11/9〜11/20)



マニラ、バンコクと乗り継いでずいぶん時間をかけて早朝カイロ空港に着きました。空港でビザの申請を簡単に済ませて、バスでギザのホテルに向かいました。ホテルの部屋から大きなピラミッドが見えました。こんなにピラミッドの近くにホテルがあるなんて思いもしませんでした。



ピラミッドは大きかった。側から見上げると大きな山としか見えません。腰をかがめて狭い道を登り、大回廊を登り玄室まで行きました。そこには大きな棺のようなものが一つあるだけでした。それにしてもこんなに大きなものを何のために作ったのでしょう。ピラミッドの外にでたらやたらにボールペンをねだられました。赤のピラミッド。階段ピラミッドのなかにも入る事ができました。







サッカラの階段ピラミッド







バスの中からの風景です。くだもの屋さんで世間話をしているご婦人という感じでしょうか。ナイル川の両岸は、ナツメヤシや野菜の畑が多く、ロバに乗った男の人や子供なども見かけました。



こちらは八百屋さんのようです。







ラムセス2世の巨像







朝2時に起きて、早朝の飛行機でアブシンベルへ、ホテルのお弁当の朝食は大きな箱の中にパンが4個と飲み物にチーズ。海苔を巻いたおにぎりというわけには行かないようです。大きな神殿を見て、それを移築したということに改めて感心したものです。飛行機でアスワンに戻り、クルーザーにチェックイン。



これから4日間、コム・オンボ、エドフ、エスナと寄りながら、ルクソールまでのクルージングです。このフィエラ島のイシス神殿もダムの水没を逃れるため移築されたものです。



馬車に乗り合わせ、ホルス神殿へ、おんぼろ馬車は御者が上機嫌で、他の馬車を追い抜いたり、私たちを御者台に乗せて写真をとってくれた。まとめてチップを払ってあると言われていたのに、降りてからは執拗にチップの催促。



これが私たちの乗った船。このような船がナイル川には220艘ほどもあるとい言うことでした。毎日ベッドの上にはコブラやハートや花が毛布で作られて飾られていました。乗組員達はサービス満点です。







メムノンの巨像ラムセス2世の巨像







コム・オンボ神殿、船を降りて歩いていきました。その道の両側のお土産屋さんの賑やかだったこと。帰る頃にはあちらこちらに明かりがついて、幻想的な眺めを楽しみました。



王家の谷に行く途中。遺跡を掘り当てた人たちがその遺跡の上に住み着いて出来た村です。泥棒村というのだそうです。



王家の谷は外はただの砂の山です。途中でバスを降りて可愛い遊園地の乗り物のようなものに乗っていきました。ツタンカーメンや貴族の墓などを見てきました。壁にかかれたヒエログリフが読めたら、もうそこから動く事ができないでしょう。



ルクソール神殿です。ここにはもともとオベリスクが2本、対になって建てられていたということですが、1833年にその一つがエジプトからフランスのフィリップ王に送られて、今はパリのコンコルド広場に建っています。



お土産屋さんでは、どこでも同じようなものが売られていました。ガラベーヤという服、石を彫った置物、アクセサリー、こけしによく似た人形も有りました。殆ど値段は書いてなくて、言い値を値切って買うのが一つの楽しみのようです。



アレキサンドリア、地中海です。これからが大変、うわさの通りおなかの調子が悪くなってきました。せっかく楽しみにしていたカイロ考古学博物館やスークでの買い物には行く事が出来なくなってしまいました。



とうとう一日中私はホテルで外を見ながら過ごしました。どうやら朝方下の道路で交通事故があったようです。パトカーが来るまで3時間ぐらいかかったでしょうか。それまで道路は渋滞。何とかかたずいたころは建物に明かりが付いて、それもなかなかの眺めでした。なんとも情けないエジプト滞在最後の一日ではありました。







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