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すごい！マッターホルンが見えました
パリCDG空港からは早朝に１日１便しか飛ばないという小さな飛行機に乗り変えた。乗客乗員すべてで５０人ほどしか乗れない。２時間足らずの飛行で幸い晴れていたのでメレンゲをまぶしたような雪化粧の素晴らしいアルプスを眺めながらピサの空港へと向かった。
空港に有るレンタカーの事務所はずいぶん混みあっていた。イタリアの道路を走るための注意などを聞いて鍵を受け取る。
外に出ると男の人がいたのでその鍵を渡すとさっさと消えてしまった。
なかなかその人が戻ってこないので、もしかしたら車を持っていかれてしまったかと心配したが、まもなく青いフォードがやってきた。
ローマ方面に向かう高速道路は割りと空いていて、左ハンドルの車に娘もすぐなれて、トスカーナの秋の風景と、左にトルコブルーの地中海に続くリグリア海を眺めながらの１時間あまりのドライブで、目印の糸杉の並木道が見えてきた。
先ずはインフォーメーションで、情報を仕入れ、小さなレストランでトスカーナ風のお昼を食べた。｢あのすぐの並木を突きあったって左へ曲がって、、、｣と教えてもらったとおりに行ったのだが、目当ての｢オルネライア｣ノワイナリーはなかなか見つからない。
あちらこちらにブドウ畑のようなものはあるが家らしいものがない。
約束の時間に２０分ほど遅れて何とかワイナリーにたどり着き、コーヒーをいただいた後ブドウ畑や工場を案内してもらいワインを３種類お味見した。私にはわからなかったけどかなり高価なワインだったようだ。