スイス旅行(2004/7/15〜24)


ツェルマット―サンモリッツ

(第6日目)






鉄平石の屋根を乗せたシャレー風の家が立ち並ぶ谷間の村









ツェルマットの街で



スイスでは昼間は結構良いお天気でも、 決まって夕方になると急に雨が降ってきました。傘を持って町を歩きに出かけました。 駅前のメーンストリートにはレストランやホテルなどが立ち並んでにぎやかです。 ちょっとわき道をはいってところにあったネズミ返しの小屋。ヴァレー地方独特の高床式の建物で穀物倉庫として使われていたようです。
ツェルマットの街を流れるマッターフィスパ川は白濁して、音を立てて凄い勢いで流れていた。
「日曜日の夕方羊飼いの少年が羊を連れて町の中を通る」というので、 それを見ようとレストランでココアを飲みながら待った。なかなか通らないのでお店の人に聞いたら今日は通らないだろうという。 それではと店を出たら丁度鈴の音が聞こえてきた。普通の男の子が羊を連れて通り過ぎた。
ホテルのレストランのテラスから見えたマッターホルン。 まだ頭に雲がかかっている。そのうちに雲が切れるかと期待したが、とうとう夕食が終わった頃には見えなくなってしまった。
ホテルのキーはまるで錘をつけたように重かった。 古いかぎのようで開けたり閉めたりに手間取った。
ホテルから見てマッターホルンと丁度反対側に見えたドム。 この山がスイスで1番高い山だという。左の奥の方に見えるとがった二つの山頂の高い方がそのようだ。
サンモリッツの街を歩くとどの家も窓際に花が飾ってあってその花の色が鮮やかで綺麗だ
白い壁際に綺麗な植え込みのあるレストランでエーデルワイスが植えてあるのを見つけた。 聞くところによるとエーデルワイスは野外でも少なくなって、街などで見かけるものはほとんど養殖種だという。





氷河特急に乗ってサンモリッツへ



いよいよこれから氷河特急に乗り込みます。 ツェルマットからサンモリッツまでおよそ9時間の列車の旅の始まりです。
とうとうマッターホルンともお別れ、その姿の全体を見ることが出来なかったので、 ホテルでいただいたマッターホルンの形をしたチョコレートをカメラに収めまし
ランドーワッサー橋はカメラポジション。 それでその写真を撮ろうとみんな窓の開く2等車に移動してしまい、席はガラガラ。 1等車は乗心地は良いのですが、残念ながら窓があきません。
お昼近くになると食堂車が連結されました。短い停車時間に食堂車まで駆け足です。 陽気なイタリア人風のコックさんがビーフストロガノフの付け合せににんじんを大盛りにしてくれました。 せわしくお食事をして今度は食堂車を切り離すというので、また駆け足でもとの車両に戻りました。
途中食堂車が連結されるころだったでしょうか鉄道会社が変わったそうです。やっとサンモリッツにつきました。 長旅でちょっと疲れました。