秩父札所巡り






第七日目:観音院(31番)から菊水寺(33番)へ(2005/11/15)



第31番 
鷲窟山 観音院 




観音院

観音院







天気予報では曇りのち雨というのに、出かける頃には止んでいた雨が降り出した。天気予報を信じてひどく降ったら戻る事にしようと、とにかく出発。幸いな事に西武秩父駅に着いた頃には雨は止んでいた。駅前の銀杏の黄色がきれい。
案内書にはバスで50分それから20分の歩きとあったので軽い気持ちで歩き出したがなかたどり着かない。31番入り口と書いた石塔があったけどまだまだ。集落を過ぎると紫雲山地蔵寺。あちらこちらの山肌が赤い前掛けや風車をつけた水子地蔵で埋め尽くされていた。観音山トンネルを抜けてしばらくして大きな仁王門が見えてきた。もうとっくに20分は過ぎているのにこれからジグザグに作られた険しい石段が続いていた。
上り詰めたところに、岩壁で囲まれた観音堂があって、その左後ろには滝がありちょろちょろと水の落ちる音がしていた。もともとは水量も有って、この滝で修行をしたそうで、そのしるしに崖には爪彫りといわれる千体仏があった。納経所で聞いてみたら栗尾バス停から仁王門まで45分はかかりますとのこと。当てが外れた。








冬桜

冬桜







第33番 
延命山 菊水寺




菊水寺 泉田までバスで戻り、再び歩きはじめる。この辺りは比較的暖かいのか道の脇にはカンナやヒャクニチソウなどとっくに咲き終わっているはずの花が咲いていた。奈倉橋を渡るとすぐ菊水寺で、入り口から続く桜がきれいに色づいていた。玄関構えの観音堂は中は広い土間になっていて観音様がまじかに拝める。入り口近くには芭蕉の句碑があって、「寒菊や子ぬかのかかる臼のはた」と刻まれているそうだが見損なってしまった。きっと石碑の後ろに書いてあったのかも 知れない。




菊水寺 2014/9 に発見、追加。


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