花の都フィレンツェ




夕方フィレンツェの南、ローマ門から、いよいよフィレンツの街に入りました。






ドゥオモのクーポラ(丸屋根)に登りました。










フィレンツェの街の中に入ってからが大変でした。石畳の道の多くは一方通行になっていて、そばまで行っても左折が出来なかったりして、同じような道を何回もぐるぐる巡って、やっとの思いでホテルにたどり着きました。街の中は歩くに限ると、次の日にはまた大変な思いをしてレンタカーの事務所を捜して、早々と車は返してしまいました。朝、外の様子を見ようと窓を開けると冷たい風邪と一緒に 教会の鐘が大きな音で鳴り響いていました。これは今までに経験した事のない朝の様子で、毎朝が楽しみになりました。
朝早くから「花の聖母寺」として親しまれているドゥオモの周りには観光客が大勢集まっていました。ドゥオモは白、ピンク、緑の大理石で美しく装飾されていました。
16年もかけて作られたというクーポラ(丸屋根)の二重構造の壁の間の狭い階段を登って、107mという高さからフィレンツェの景色を眺めました。
たまたまこの日はナショナルストライキということで道路はデモに参加する人で埋まっていました。








サンジョバンニ洗礼堂と、東の扉の彫刻「天国の門」の一部










かつてメディチ家が栄華を極めたというフィレンツェは、今も華やかなルネッサンス時代の面影を残していて、ちょっと歩くとだけで名のある建物にぶつかる。まるで街全体が美術館といったところ。

街を歩くとメディチ家の紋章をよく目にしました。
(左はメディチ家礼拝堂の入り口です。)
夫々デザインは少しずつ違っていますがどれも真ん中に6個の球があります。それは丸薬であるとか、通貨であるとか言われているそうです。

マーケットでは果物や、野菜、肉、ワイン、お土産用のお菓子、お花などいろいろ売られていました。市場の角のコーヒー店で、ブドウがいっぱい入ったケーキ(たくさんのブドウが種もそのまま入っていてそれがカリカリしていてとてもおいしかった)とコーヒーで朝食をとった。




ヴェッキオ橋へ