ニースで


エズの村を訪ねました



ニースからバスで20分ほどの海に沿って小高い丘の上にあるエズの村に行きました。朝早めに一人でホテルを出たのですが、ちょっとかん違いしていたために、20分で着くはずの長距離バスの乗り場になかなかたどり着けません。何回も道を聞きながら行きました。
やっと着いたバス乗り場で、英国人のダイアナとテディ夫妻に会いました。フランス語よりは何とか話も通じたので、3人でエズの村を巡りました。
白い石で舗装された狭い通路と家。土はほんの少し、ただ植物を植えるためだけにあるようでした。それなのに家のあちこちには、可愛らしいお花や蔦などが上手く配置されていて石の壁ととてもよく調和して素敵でした。
それぞれの家はお土産屋さんや、レストランや、ホテルになっていて、それらが一体化して丘全体を石で作った家で覆い尽くしたと言った所です。もともとは敵の侵入を防ぐために高い丘の上に城壁をめぐらした要塞村をそのまま保存したものだそうです。




ニースの街で





エズに行った帰りにシャガール美術館によりました。そこでは聖書を主題にした絵画が展示されていました。小さなホールがあって教会のとは少し違った現代的なステンドグラスで飾られていました。
夕食を食べようと街に出ました。旧市街の狭い通路の両側にぎっしりとテーブルの並んだレストランを見つけました。
人懐っこそうな店員さんが今日のお薦めはモンクフィッシュの何とかだと言うので、早速注文してみました。というのはテッサの話では「モンクフィッシュは骨のない魚」ということでしたので試してみたかったのです。さっぱりした白身のお魚のようですが日本名は見当がつきませんでした。(monk fish :カスザメ、チョウチンアンコウ)




パリへ





いよいよパリに立つ朝は早めにホテルを出ました。ところが、5月8日は終戦記念日。そして土、日と三連休のためニースの駅は超満員。ここからは乗れないと言うので、マルセーユまで移動。こちらも同様。TGVはだめ。仕方がないので、予定ではもうとっくにパリについている時間に国鉄の急行に乗ってマルセーユをパリに向けて出発した。
列車は空いていて、8人座れる個室に2人でゆったり座る事ができたのは不幸中の幸い。

  マルセーユ15:10発、リヨン着23:57

パリ行きの列車を捜して、走り回って大活躍の娘に感謝。



パリに着きました