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ロシア旅行

(2009/5/28〜6/5)

スズダリ







教会がたくさん眺められます。









第6日目・スズダリ観光へ






スズダリはモスクワから北東約200qにあるのどかな田園地帯。 中世の面影を残す50もの修道院や教会が点在しているので、 博物館都市とも言われている。

土地が広々しているのでホテルも横にずいぶん長かった。ホテルに着いて早々、部屋に入ってカメラがないのに気がついた。 長いホテルの端から端まで何回も確認のために行ったり来たりしたのでその印象が強い。

バックをさかさまにして振っても出てこなかったカメラは、 幸いなことにチャックを閉めたポケットから思いがけず出てきホットした。

小さなカメラも善し悪しだ。




木造建築と農民生活博物館


木造建築と農民生活博物館




スズダリは12世紀ユーリー・ドルゴルーキー公が公国の首都をおき、その後ウラジーミルに遷都した後も商業や文化の中心として栄えた。

12世紀前半のタタールの襲撃からも耐え、14世紀末までモスクワ大公国からも独立を守りった。

15世紀以降は宗教の中心地となり石造りの教会や修道院が建設され、 それらが世界遺産に登録されている。
木造建築と農民生活博物館にはプレオブラジェンスキー教会をはじめ、風車、住居、など18〜19世紀に造られた木造の建造物が 集められている。住居の壁は 角材を組み合わせてログキャビンのように作られていて、 部屋の中はペチカを中心にして、テーブルやベッドが置かれている。

子供たちの寝るところはちょうど屋根裏部屋のようなところ、

部屋の隅にはどの家にも小さな祭壇があった。

外の壁には窓枠の上や周りにきれいな飾り彫りがされていた。




クレムリン


クレムリンは要塞のこと。11世紀三方をカメンカ川が囲む場所に造られた。

クレムリンの中にはには13世紀に造られた聖母生誕大聖堂が中心的存在となっている。白い壁、青い屋根に金色の星がきらきら光ってきれい 。






当時、時計には数字ではなくキリル文字のアルファベットが使われていた





明るい日差しに青い空、街を歩いているとあちらからもこちらからも教会が現れる。

クレムリンから木の橋を渡って、しばらく歩くとスパソ・エフフィミエフ修道院がある。

1352年、カメンカ川の高台に造られた修道院で、ちょうど鐘つき堂から鐘の音が聞こえてきた。

塔の上では男の方がひとりで何本もの紐を引きながら鐘を鳴らしていた。









昼食後はバスで、モスクワに向けて204km4時間ほどの移動。 途中スーパーマーケットでお買い物をしたりして一休みしていたら、突然黒い雲が出てきて、 激しい風が吹き出し、雨が降り出した。お天気の急変にびっくりしたが再びバスに乗り込む頃には 雨はやんできた。

モスクワが近付くにつれて車がだんだん増えてきた。市内に入ると車だらけ。歩道にまで駐車していた。




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