ブラゴヴェシェンスキー大聖堂
第七日目・モスクワ市内観光へ
バスの窓から、聳え立つようなスターリンゴシックと呼ばれるアパートが気になる(右)。
公園では銅像をよく見かけた。ボリショイ劇場(左)はどうやら工事中のようであった。
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ダイヤモンド庫(左)には早めに着いたためにしばらく待たされた。きらきら輝くたくさんのダイヤモンドの中に大きなダイアモンドを見たが、
オルロフ公からエカテリーナ2世に贈られたから190カラットの「オルロフ」だったようだ。
入り口で受け取った説明書は暗くてそれも横文字で読めなかった。
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トロイツカヤ塔(左)・レーニン廟(中)・グム百貨店(右)
赤の広場・正面は国立歴史博物館・左の柵の中にレーニン廟
モスクワの中心地にあるクレムリンは「城塞」を意味している。赤い城壁で囲まれていて、
歴代皇帝の住まい、ロシア正教の中心地であった。今も国家の中枢であり、世界遺産としても登録されている。
赤の広場はクレムリンの北東の城壁に面したところにある。
昔、赤の広場でのメーデーや革命記念日のパレードをテレビで見たが、実際に来てみると予想に反して明るく楽しい雰囲気がした。
レーニン廟の前には高級百貨店グム(右の写真)があり、 お城のような国立歴史博物館、
ロシア一美しいといわれている聖ワシーリー寺院などに囲まれている。
ちなみに「赤」はロシアでは「美しい」を意味する形容詞で「赤の広場」は「美しい広場」のことだとガイドさんの説明だった。
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ウスペンスキー大聖堂
クレムリンの中にあるロシア正教の府主教会で歴代皇帝の戴冠式や総主教の任命式が行われた。ウラジーミルの大聖堂を模して造られたという。
金色の玉ねぎ型の屋根が美しい。
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左からアルハンゲル聖堂の入り口・イワン3世の鐘楼・鐘の王様・大砲の王様
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聖ワシリー寺院
赤の広場にあるカラフルな玉ねぎ型の屋根の寺院はカザン・ハン国への戦勝を記念しイワン雷帝が16世紀中ごろ建立。
ロシア一美しいといわれている。
今は博物館として利用されている。
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お昼は「ガチョウ」とかいう名前のレストランで田舎料理をいただいた。その名の通り
入口には2羽のガチョウが飼われていて、人が通るたびに大きな声でカアガアと鳴いて歓迎しているらしかった。
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ノヴォデビッチ修道院
モスクワの地下鉄の駅が素晴らしいと聞いていたので、夕食前のほんの少し空いた時間にホテルのそばの駅に行くことになった。
「すりに気をつけて」と添乗員に言われていたので珍しく部屋にあった金庫に貴重品とパスポートをしまって、ためしに開けてみたらあかない。
フロントに訳を言ったら「セフティー」が部屋に行くとか言っているがなかなか来ない。 では「後で」ということにして地下鉄の駅に行ってみたが
確かに壁やベンチは大理石でできていたが期待していたほどではなかった。 ホテルに戻ってからも「セフティー」とやらはなかなか来ない。
それではともう一度落ち着いて金庫を操作してみたら何と今度は開き、一件落着。
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第八日目・トレチャコフ美術館へ
トレチャコフ美術館に行く前にモスクワ川に架かる橋で時間つぶし。橋の中央にはなにやらツリーのようなものが。
よく見るとたくさんのカギがぶら下下がっていた。新婚さんがその愛がいつまでも続くようにと鍵をツリーにかけキイは川に捨てたのが始まりとか。
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トレチャコフ美術館には18世紀から20世紀初頭のロシア美術を10万点コレクションしているという。
イコンもたくさん収集していて、セルギエフ・ポサートの修道院にアンドレイ・ルブリョフが描いた最高傑作といわれる
「正三位一体」(左)が収蔵されている。クラムスコイの「忘れえぬ人」(右)はあいにく渋谷のbunkamuraに貸し出されていました。
帰りの飛行機は夕方モスクワ発。しばらく昼食を兼ねてグム百貨店で時間をつぶすことになった。
それでずっと探していたが見つからなかったピンバッジはないかとグム百貨店の外に出てみた。
何か催し物があるようでたくさんのお土産屋さんの屋台が出ていたがいくら探しても見当たらない。
帰りがけに事故にでも出会ってはいけないと大急ぎで戻って百貨店の入り口に入ったとたんすべってころんで、膝小僧をすりむいてしまった。
せっかく夕方まで時間があるのだから、もう少し街を歩く時間があったらと心残りの旅でした。
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